広告をつくるうえで本当に大切なこと
レスポンスブランディング理論
2025/07/15

広告をつくるうえで本当に大切なこと|
反響を生む広告制作の考え方
「広告をつくったけど、反応がない」「デザインはかっこいいのに、問い合わせが増えない」
そんな経験をお持ちの企業担当者の方は少なくないはずです。
広告制作というと、つい見た目のインパクトや言葉のキャッチーさに目がいきがちですが、本当に大切なのは“反響を生む仕組み”が備わっているかどうかです。
この記事では、25年以上広告制作を手がけてきた株式会社ディーズの視点から、「広告をつくるうえで本当に大切なこと」を、反響や成果という観点でご紹介します。
なぜ広告を出しても反響が出ないのか?
多くの中小企業が、チラシやパンフレット、Web広告などに力を入れています。しかし、期待するほどの問い合わせや集客につながっていないケースも少なくありません。
その原因の多くは、以下のような“ズレ”にあります:
・誰に届けたいのか(ターゲット)が曖昧
・商品・サービスの説明不足
・自社目線の情報ばかりで、お客様の「知りたいこと」が書かれていない
・売上や反響につながるためのCTAをしっかりと設けていない
広告で成果を出すために欠かせない4つの要素
1. 明確なターゲット設定
広告は「誰に、何を、どのように伝えるか」がすべてです。
万人に向けた広告ほど、誰にも刺さらないという落とし穴に陥りがちです。
年齢・性別・ライフスタイル・悩みなど、できるだけ具体的なペルソナ設定が重要です。
たとえば、「30代後半の共働き家庭で、子どもの学費に悩んでいる世帯」など、リアルな人物像を想定することで、訴求ポイントが見えてきます。
2. 価値の「翻訳力」
自社の商品やサービスの強みは、案外お客様には伝わっていません。
よくあるのが「高品質です」「経験豊富です」といった抽象的な表現。これでは競合と差別化できません。
大切なのは、その強みが“お客様にとってどんなメリットになるか”をわかりやすく伝えることです。
例:❌「創業25年の実績の広告会社ディーズ」
✅「25年間、200社以上の中小企業の広告を手がけたディーズだから、反響率に差が生まれます」
こうした“実績の見える化”と、
状態を表すコピーではなく、ベネフィットを表すコピーにしましょう。
3. 導線設計(ユーザーの動きの想定)
広告を見たあと、ユーザーはどんな行動をとるでしょうか?
問い合わせ?来店?資料請求? SNSで拡散?
この流れが設計されていない広告は、成果につながりにくくなります。
たとえばチラシであれば、QRコードでLPに誘導し、限定オファーを提示→問い合わせにつなげるなど、広告単体で完結させない工夫が必要です。
4. 制作スピードと改善サイクル
広告は「出して終わり」ではなく、「反応を見て改善する」ことが大切です。
市場の変化は早く、キャンペーンの鮮度も短命です。
株式会社ディーズでは、ヒアリングからデザイン・納品までのスピード感と、反応に応じた改善提案を強みとしています。素早く試し、素早く改善するサイクルが、反響につながります。
中小企業の広告は「費用対効果」がすべて
限られた予算のなかで最大の効果を狙うには広告会社選びが極めて重要です。
「言われたものを作るだけ」の外注先ではなく、ヒアリングから一緒に戦略を考えてくれる伴走型のパートナーこそ、これからの時代に必要とされています。
ディーズでは、広告を“売上に直結させる”ためのコンサルティングと、紙・Web両方に対応する制作体制を整えています。
まとめ:広告で本当に大切なのは「伝え方」ではなく「伝わり方」
広告を成功させるには、単なる「伝える」だけでは足りません。
「どう伝わるか」「どう動いてもらうか」まで設計できてこそ、反響は生まれます。
あなたの会社の広告が、ちゃんと届いていますか?
いま一度、広告の目的と導線を見直し、“伝わる広告”を一緒につくっていきましょう。