ランチェスターの法則(Lanchester’s laws)

イギリス人ランチェスターが第一次大戦における飛行機の損害状況を調べて得た「武器の性能が同じであれば、必ず兵力数の多い方が勝つ」という法則。

マーケットが成熟し、商品の差別化が難しい現代で、成功するための論理として活用されている。「弱者の戦略」と呼ばれる「第1法則」と、「強者の戦略」と呼ばれる「第2法則」がある。

 

【弱者の5大戦略】

(1)局地戦…スキマ市場(ニッチ市場)を狙う

(2)一騎打ち…ライバルの少ない市場を狙う

(3)接近戦…スキンシップで戦う

(4)一点集中…ターゲットを決めて重点化する

(5)陽動作戦…手の内を読まれないようにする

 

【強者の5大戦略】

(1)広域戦…大きな市場を狙う

(2)確率戦…数打てば当たる

(3)遠隔戦…広告、チャネル等を有効利用して離れて戦う

(4)総合戦…すべての武器を総動員して戦う

(5)誘導作戦…こちらの有利な場所へと誘導して戦う