効果的なレスポンス広告の作り方—4つのパーツ・安心篇
レスポンス広告 レスポンスブランディング理論
2020/03/30
効果的なレスポンス広告は「結果」「実証」「信頼」「安心」の4つのパーツで構成されています。
今回の「レスポンス広告の制作現場」では、その中の一つ、「安心」パーツにフォーカスして説明しようと思います。
「安心」パーツとは、お客様の声
「安心」パーツとは、お客様の声・コメント・レビュー・ボイスのこと。ECサイトやLPでは良く見かけるコンテンツですね。
「結果」「実証」パーツは、売り手側の主観的なメッセージになるため、魅力的なコピー&ビジュアルが並んでいますが、知らない商品の購買を決定しないといけない消費者は「本当かな?」勘ぐるのは当然です。
そんな消費者にとって、自分と同じ(ユーザー)目線で商品を魅力的に語ってくれれば、見込み客を「安心」させて、購買を後押ししてくれます。
2種類のユーザーボイス
私たち株式会社ディーズでは、商品特性・ブランディングレベル等に合わせて2種類のユーザーボイスを使い分けています。
1つ目は、ミクロボイス。ある程度長い文章で、購買に至ったきっかけ、商品の特長・使用感などをユーザー目線で語ってもらうボイスです。
たとえば、学習塾の場合なら
以前通っていた塾では、〇〇〇だったので長続きせず、止めてしまいました。でもこの塾は△△△だし、□□□だし、勉強するための環境がすごく整っています。また●●●というシステムを活用することで、▲▲▲できるようになりました。成績も偏差値も上がって、正直難しいと思っていた志望校にも入学することができました!
(Aくん・■■■校)
高額商品、啓蒙しないと売りにくい商品、成熟した(他社との違いが伝えにくい)市場の商品などのレスポンス広告を作る際に活用してほしいユーザーボイスです。
対する2つ目は、マクロボイス。一言二言(短い文章)で商品の特長をたくさんのユーザーに語ってもらうボイスです。
たとえば
期末テストで、000点UPしました!(Aくん・■■■校)
先生が分かりやすく説明してくれるので、ちゃんと理解できる!(Bさん・■■■校)
こんなに勉強が楽しいと思えるなんて!(Cくん・■■■校)
夜遅くなっても駅直結だから安心!(Dさん・■■■校)
お試ししやすい低額商品を展開する場合や、特長をたくさん訴求したい場合や、多くのボイスを載せることでの人気があることを訴求したい場合に最適なユーザーボイスです。
デザインで人気(ヒトケ)の演出
前述のように、「安心」パーツ・ユーザーボイスは同じ広告内でも他のコンテンツとは語り手が異なるため、他のコンテンツとは、少し世界感を変えることが必要です。
では、どうのように世界感を変えるのか?
簡単に言えば、「人気(ヒトケ)を出すこと」です。
●お客様の写真やイラストを載せる
●コメント自体を手描きするなどして、いただいたお手紙のようなデザインにする
そうすることで、消費者にも一見してユーザーボイスであることは伝わりますし、コメントにも血が通った温かさが感じられます。
以上のようなポイントを理解したうえで、いかに消費者に「安心」してもらうかを考えながら、レスポンス広告を作ってみてください。